奥田の剣道コラム

Number053 2023/10/08


フォロワーの皆さんお元気ですか?桜の花なんかですと気候によって、毎年咲く時期が早かったり遅かったり、それ故に開花時期がニュースになります。それに引き換え「彼岸花(ひがんばな)」、猛暑の夏も涼しい夏もきちんと秋のお彼岸には花を咲かせてくれます(個人の感想です)。私の町内や実家でも農家や業者の方等はわざわざ「彼岸花を残して」田んぼの草刈りをされます。そんな気遣いに感謝です。

試合が戻ってきました‼️次の試合は小学生から中学生の混成チームで、しかも5人の団体戦と道場の真価が問われる大会です。先鋒は小学4年生以下、次鋒•中堅は小学6年生以下、副将・大将は中学生、こんな構成です。当道場の先鋒は小学2年生男子。彼にメンバーになった事を告げると「えーっ❗️4年生とやるの⁉️」と。私は彼には「勝ち気」な子の印象があったので少し戸惑いました。

時間を50年近く戻します。私は野球をしており、小学4年生でキャッチャーの補欠でした。補欠でも来年再来年を見据えて試合にでる事が多くありました。ピッチャーは6年生のサウスポー(左投げ)です。今の表現で言えばもの凄い「エグい」ボールを投げてました。奥田少年は「6年生のボールなんか怖くて取れへん」それに「盗塁され放題」、奥田少年は「とにかく早く試合が終わってほしい」そう思いながらサウスポーから放たれるエグいボールをポロポロこぼしておりました。そうや、私自身が「学年の違いによる恐怖体験があった」のに、剣道の指導者気取りをしてる間に、小2男子への気遣いが全くできてませんでした。館長先生は低学年が試合にでる際にはトラウマにならないよういつも心配をされてるのに、、非常に反省をしております。(当道場の方には年上と試合をするかもしれない小2男子、小5女子には特に応援をお願いします‼️)

後記 先日お彼岸のお墓参りをしてきました。妻の墓の次はサウスポーの墓にもお参りします。私は「エグいボール」と言いましたが、「エグいボール」は奥田少年が取れないので、サウスポーは手加減をしながら投げてくれてました。5年生の正キャッチャーが受ければ三振の山なのに、、。「キャッチャー(奥田少年)は取れない」「盗塁され放題(キャッチャー奥田)」「4年生が多くエラーばかり」、、そんな時、サウスポーは「泣きながら」投げてました。墓前ではいつも「悔しい思いをさせてごめん、本気で投げたら同じ小学生に打たれる事なんかなかったのに」、、妻にもサウスポーにも墓前では謝ってばかりおります。生かされてる事に感謝。。。。さぁ❗️稽古しよう‼️


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