奥田の剣道コラム

Number050 2023/07/22


 フォロワーの皆さんお元気ですか?関西は梅雨明けし夏休みも始まりました。夏休みは「家族の絆」「道場でもkids達と保護者、指導者との絆」を深める機会でもあります。私はこのkids、保護者、指導者との関係を大切な三角関係と考えてます。例えば「剣道がとても好きでやる気満々の子」「保護者もやる気満々」「指導者もやる気満々」これなら理想かも知れません。この場合の三角形はとても大きな正三角形、試合もめっちゃ強いです。

 当道場で多いパターンは「剣道はイヤ!」「保護者が剣道をさせたい」「指導者もやる気でっせ」の「保護者と指導者主導の逆二等辺三角形」、あるいは「剣道まぁまぁ頑張る」「超々ヤル気のオカン」「指導者もまぁやりまっせ」の「オカン頂点の超二等辺三角形」、どうです?皆さんの場合はどのような形でしょうか。先日の山城大会では当道場のOB2人がサポートに来てくれました。20代の青年と我が家の愚息です。青年のケースもそうなのですが、我が家は完全に「オカン頂点の超二等辺三角形」でした。愚息は稽古はほぼ休まなかったと思います。日々の予定を剣道中心に設定するのですから当然そうなります。

 このOBの青年とはオカン同士がいわゆるママ友で、青年のオカンが愚息に「剣道やらない?」と誘ってくれました。これが我が家が当道場にご縁をいただいたキッカケです。青年のオカンの口癖は「親が一生懸命にやらないと子供も一生懸命やらない」で、亡き妻もよくそれを申しておりました。小学生でまだまだ剣道に向き合う覚悟が無いkidsも多いと思います。だからこそ、保護者、特にお母さん達には子供達を引っ張ってあげてほしいです(これは剣道に限りません)。今思えば、青年のオカンはとても勇気を持って声を掛けてくださったと思います。こうした勧誘モノ、下手すれば近所の仲良し関係にヒビが入り兼ねません。青年のオカンに感謝です。

 後記 夏休みの宿題は終わった?「まだ2日目やで!」というkidsの声が聞こえそうです。自由研究とか読書感想文とか日記とか貯金箱とかそういう時間がかかるのは横に置いてください。メインのプリントや問題集がありますね。それらはもう基本的にはすぐに終わらせる、そういう意味での「もう終わった?」です。解けない問題は時間を掛けて取り組む。算数のわからない問題、3日ぐらい考えてください。夏休みだからそれができるのです。本もたくさん読んで、家の手伝いもして、そして素振りもしてください。私はこの夏、連続休暇を取らない代わりに毎週月曜日を休みにしました。心置きなく日曜日の稽古をできます。さぁ!稽古しよう!


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