奥田の剣道コラム

Number065   2025/12/14


フォロワーの皆さんお元気ですか!当クラブの久々の合宿!の様子をお伝えします。10月24日から1泊2日、和歌山に行ってきました。和歌山といえば「海と高野山と熊野古道とみかんと魚と梅と、、、、なんて豊!」なのでしょうか!合宿場所はと云いますと、剣道界隈、部活界隈でも注目の場所、和歌山の廃校ホテル・NeastSide(ニーストサイド)です。あの「世界の末永」選手ご夫妻が運営されています。(私には末永選手と云うよりも,山本真理子選手の方がしっくりきます)。夫の末永将大さんは一般社団法人「み・ゆーじ」の代表、「み・ゆーじ」は「みんな夢実現」と云う意味です。さぁ合宿へレッツゴー!

スケジュールはこんな感じでした、「精華町を朝6時にマイクロバスで出発!10時過ぎに到着し11時から稽古!お昼は教室でカレー!昼から稽古!また稽古!稽古後は校舎の中庭でBBQを頂きました。翌日も午前みっちり稽古」でした。廃校になった学校をリフォームしたホテル、廊下にはこれまで合宿されてた学校や道場の写真がズラリと並び、職員室にはスタッフの方達がおられます。1階の教室で食事をいただき、2階の教室で寝ます。

ここのウリはこの廃校ホテルの珍しさではありません。末永ご夫妻や永田先生らから剣道指導をしていただける事です!この日は全日本女子選手権(11月3日)の直前でしたので、真理先生は残念ながらおられませんでした。でも真理先生の竹刀が何本もおいてある、それを見るだけでもテンションが上がりました。まさか‼超レアな竹刀袋がある‼adidasの青の竹刀袋‼末永先生‼私は黒を持ってます‼将大先生の穏やかなご指導のおかげで、子供達はもちろん大人の指導者も保護者も、とても良い時間を過ごしました。基本の足さばきから技、体幹トレーニングまで幅広くご指導いただきました。将大先生の素振りの速さ、引き面のもの凄い打突音、キレキレの返し胴、「返し胴の失敗はこんな感じです」と言われても「どこが悪いのかわからんぐらい」の返し胴、、現役のトップ選手はこんない凄いんだ。

学校に「ないもの」でここに「あるもの」は「お風呂」ぐらいですかね。学校、じゃなかったホテルのお風呂、家庭用サイズの新品のお風呂が3つあります。私と3人の子供達はこっちを使いました。他のメンバーはこれも楽しみだった近隣の白浜温泉「とれとれの湯!」(近隣とはいえ少し離れてて車で20分程かかります。温泉あり市場あり大人気の観光スポットです)に行きました。

夜は「私と残った3人の子供達」の悪だくみの幕開けです。子供達がゾロゾロと「とれとれの湯」から帰ってきました。私と2人の子供は電気を消して寝たふりです。もう1人は中学生なんですが「もう奥田先生らは寝てるから静かにしなさい」とお姉さんらしく云いました。寝たふり(ネタフリ)はたっぷり10分、剣道もドッキリも「溜め」が大切。静かにソロソロと部屋に入ってくる子供達、みんな静かに自分の布団を敷き始めるのですが、その子供達の足をつかんで「ワッ‼‼」。次は夜の真っ暗な学校探検です。私は柱の陰に隠れて「ワッ‼‼」。最後はお風呂。ここも子供達が探検にきました。さっき使ったお風呂のお湯を抜いて、でも中はまだビショビショで、風呂のふたを閉めて濡れたパジャマのまま私は待機。子供達が来たところで風呂の中から「ワッ‼‼」

後記 BBQの交流がまた楽しかった。ご用意していただいたお肉、とても美味しかったです。それに「とあるママさん剣士の楽しみは稽古後のビール」と判明。「どうみても酒豪体型のパパが実は飲めない」と判明。何かにつけて「待ち」の姿勢が多い精華の子ですが、この合宿では配膳を手伝ったり、布団を敷いたり、子供達の意外な面も判明、もうホンマ夢のような合宿でした。館長先生がこだわる「同じ釜の飯を食う」大切さを実感しました。私も「子供達や末永先生達と稽古ができて幸せでした!」と言いたいところですが、合宿1週間前の稽古で人生初の「肉離れ!」のトホホ経験しました。右足のふくらはぎから「ブチッ!」という音が聞こえました。もうめちゃくちゃ痛くて一生稽古出来ないと思いました。ですので、私は末永先生のアドバイスや稽古法をメモしての見取り稽古でした。見取り稽古は有意義でしたが、やっぱり実際に稽古したかったなぁ。まだまだ万全ではありませんが稽古には復帰しております。さぁ!稽古しよう!


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